マイリル開業までの道のり①〜お化け屋敷みたいな家〜
みなさんこんにちは!宮崎市で、小中学生のためのフリースクール「マイリルアカデミー」を運営する福島百香です!
今日は、不登校の話題とは少しそれて、私たちが夫婦二人で「マイリルアカデミー」を設立するまでの道のりを赤裸々にお伝えしたいと思います。
まず軽く二人の自己紹介です。
せいや先生ー26歳。とにかく頭が良く、効率主義。料理、DIY、ヴァイオリン、登山など多趣味で容量よくこなす。会社員が性に合わず、ストレスを感じていた。
私ー24歳。不器用な一極集中型。コロナの後遺症と過労がたたり、英会話講師を続けられなくなる。
自分の教室を作るのが夢だったが、様々な不安から踏み出せずにいた。
色んな紆余曲折があり、二人の働き方を考えた時、私の夢の教室を一緒に作る事に決めました。
私は資金を稼ぐため、フルリモートで外資系企業に就職。英語には自信がありましたが、どれくらい自分が通用するのか、開業の前に自信を持ちたいという思いもありました。
せいや先生はとにかく勉強の日々に入りました。どんな教室にするのか、私が迷っている部分もあったので、とにかくビジネスで必要になりそうなことは一手に引き受け、まずはITの勉強をし、ホームページやアプリが作れるようになったあと、大工や建築の勉強をしていました。
ある程度の自己資金を抱え、物件探しが始まりました。
条件は3つ、
「そんな場所あるのか!?」と思われるかもしれませんが、案外すぐに見つかりました。
空き家再生事業を個人で行なっている方で、賃料も安く、現状引き渡しの代わりに現状復帰不要(面倒は見ないけど好きにしていいよ)という私たちにとっては夢のような条件、そしてなんと取り壊すことのできない古家付ということでした。
マイリルに実際に来ていただくとお分かりになりますが、現在の教室部分に私たちの住居部分が増築され、上に2階が乗っかっているのです。
教室部分は、ボロボロでも、2階が乗っているため、取り壊すことができないという厄介なお家でした。
条件は全て合致したものの、開かずの扉だった古家部分(現在の教室)は、見るに耐えないほどボロボロのリアルお化け屋敷でした…
実際の写真です↓
今見ても背筋がゾワっとします…笑
まあこんな感じでしたので、私はビビって悩みまくっていましたが、建築の勉強をしていたせいや先生は結構乗り気。
悩んだ結果、二人でこの古家部分をリノベーションして理想の教室を作ることに決めました。
引越しや、住居部分も過ごしやすく整えた後、いよいよお化け屋敷の改装が始まりました。
古い土壁、分厚い畳、天井やキッチンも取り壊し、床下から大量のゴミが出てきました。
レンタカーでごみ処理施設に何度も走り、合計6トンもの解体ゴミがでました。
「こんなに壊して大丈夫なの」と不安になるほど、すっからかんになりました。
この時期は忙しすぎて、あまり写真がありませんが、奥に見えるゴミや、床下の土も全て捨てて、ほとんど基礎と屋根しかない状態になりました。
4月から初めて、約一ヶ月ほどでした。
ひい!と今でも写真を見るたびに思います笑
とにかくとにかくやるしかなく、途方に暮れることもありましたが、泥だらけになった毎日でした。
→②に続く
マイリルのHPはこちらから→https://www.my-little-academy.com/