こんにちは!宮崎市で「繊細な子供達の学び場 マイリルアカデミー」を運営している福島百香です。
爽やかな秋晴れが気持ちの良い季節になってきましたね♪
最近はマイリルってどんなところかな~と興味を持っていただいている方に向けてイベントを開催しています。
先日のワンコインカフェでは、マイリルで提供する給食をご家族にもご試食いただきました。
食事は私達がとても大切に考えていることの一つです。
今はお金を払えば、既に調理されているものや、簡単に食べられるものがいつでも食べられるありがたい時代ですが、「食べることに生かされている」という実感は薄れていると思います。
自分たちで調理をして、一緒に頂くことで、料理のスキルが身につくことはもちろんですが、自分で作ったをみんなで食べることで、自信になったり、食への興味も深まります。
何より子供達は特に「命」に敏感です。
お肉やお魚を殺して食べるのは可哀想なこと?大量のお野菜を作るために農薬で虫を殺すのは悪いこと?
大人でも説明が難しく、最近ではSDGSの問題提起として議論されることもありますが、そういった循環の中で、自分たちの命が作られているのだ、ということ。
直接的に問題提起して議論をするつもりは全くないですが、自分の命が誰かのお仕事や、動植物の命によって成り立っているということ=「自分の命を大切に思う気持ち」を体験を通して感覚的に身に着けてほしいと思っております。
そんな大そうなことでなくても、「料理が得意になる」、「食べられなかったものが食べられるようになる」、「不登校で偏っている食事が少しマシになる」というようにたくさんのメリットが毎日の調理体験から生まれてくると思っています。
ワンコインカフェでのメニューは…
でした✨
初めての給食、苦手な野菜も入っていたと思うけど、「美味しい!」と言ってくれたのはすごくうれしかったです😊
この日は一緒に作れなかったけど、これからは自分で作るんだよ~と話すと、たくさんリクエストメニューが出てきました。
パセリは苦手、と言っていたけど、庭のパセリを一緒に摘んでみると、いい香りで何だか食べれそう!と話していたのが、とてもかわいかったです(笑)
「学校給食」というのは、偉大です。
家庭によって偏りがちな栄養バランスを一食分だけでも整えて、みんな平等に健康的なものが食べられる。
そんな偉大な給食を学校に行けていない子供達にも平等に提供するべきだと考えています。
家庭の食について、とやかく言うことは一切ありません。
おうちでは好きなものを好きなだけ食べて、マイリルでは、学校給食の代わりに、苦手なものでもちょっと頑張って食べてみる。
そのうちに自分で自分の体を大切にするということを身に着けていってくれることを願っています。
ワンコインカフェの番外編で、ワンコインお菓子作りも行いました♪
こちらは一緒に作ってみたい!というご希望とお菓子が大好きということでしたので、高学年の女の子たちとお菓子を一緒に作りました。
メニューは、フォンダンショコラと柿とカスタードの揚げ春巻き♥
もうほっぺが落ちるくらい美味しかったです✨
さすが高学年、手際が良く、私は見守っているだけで、パパっとできちゃいましたね。
自分たちで作ると、なんであんなに美味しいんでしょうか…
車で行った頂上より、ヒーヒー言いながら登った頂上の景色が何倍も綺麗に見えることと似ています。
現代では特に、「ちょっと不便を感じること」が幸せの秘訣なのかな?なんて思う今日この頃です。
私がお菓子作り大好きなので、マイリルでは、お菓子作りも時々作りたいな~と楽しみにしています。
おうちでも簡単にできるものから、すごく凝ったものまで色々作りたいです。
楽しみにしていてくださいね♪
ここまでお読みいただきありがとうございました!